内臓に負担がかかると、ぎっくり腰になりやすい
2023/10/08 【 症状と療法 】
筋肉が運動不足や加齢で減少していくことは知られていますが、
「内臓も筋肉でできている」ことから、その影響を受けるということは、意外と見落とされがちです。
つまり、見た目の筋肉量が減っているのに、内臓だけがムキムキであり続けるなんてことは考えにくいんです。
筋肉が減少したり弱くなると運動能力が低下するのは、内臓器も同じです。
この3年間、外出や運動の機会が失われていた方々は、他人事ではないかもしれません。
これから年末に近づき、暴飲暴食をする機会が増えてきますが、「思っている以上に食べられない」「アルコール耐性が落ちた」と感じる方は少なくないと思います。
もし弱っている状態の内臓(筋肉)に、以前と同じ負荷を与えたらどうなるか?は簡単に想像できると思います。
一般的に内臓器からの警報は腰背部に出ることが多く、これが忘年会や新年会、お花見やBBQシーズンに多い「ぎっくり腰」の典型的なパターンです。
「うっかりやってしまった」というときは、プロを頼っていただいてもいいですが、店が休日の場合もあると思います。
そんなときは、胃腸薬や便通薬などで、内臓器の負担が軽減するようなことを試みてください。
症状がゼロになるとまではいかなくても、軽減する可能性は十分にあります。
もちろん、姿勢からの影響を強く受ける方もいらっしゃいます。
ぎっくり腰は、なってしまってからだと改善までに時間がかかりますが、事前にケアをしておけば軽度で済んだり、発症しにくくなるので、気になる方は一度ご来店ください。
投稿日: 2023/10/08