
カイロで代謝は良くなるか?
2025/05/28 【 症状と療法 】
「カイロで代謝が良くなるか?」
というご相談を受けることがあります。
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<代謝とは>
・古いものが、新しいものに生まれ変わること
(例:ターンオーバー、基礎代謝、エネルギー代謝など)
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率直に言うと、
答えは店により異なります。
というのも、施術による刺激の量・強さが
(1)【適正】だと、代謝が早まりますが、
(2)【適正でなければ】、代謝は逆に悪くなる
からなんです。
・1ヶ月も通ったのに、全然良くならない
・効果があるのは、行ったときだけ
・以前より悪くなった
・痛む場所がコロコロ変わる
・もみかえしになる
という声を聞くことがありますが、これらの原因の多くは(2)によるものです。
当店では、代謝を意識した施術でお悩みに応えています。
気になる方はご来店の際に、ご相談ください。
○LINE:https://line.me/ti/p/S457E2uYzl
○メール:wellnesstherapy.1093@gmail.com
○電話:080-2532-1451
体は「何をやれば」早く改善するのか?
2025/05/21 【 症状と療法 】
症状改善の対策には、
・何かを「する」ことで良くする方法
・何かを「やめる」ことで良くする方法
の2つがあり、双方には明確な使い分けがあります。
使い方を間違っていることで、症状に苦しんでいる方が多いので、今回はコレについて情報をシェアします。
よければ参考にしてみてください。
何かを「する」ことで良くする
「する」という行為は、言い換えると「負荷をかける」ことです。
例えば、5kg持ち上げられる人が、10kg持ち上げられるようになるために、筋トレするイメージです。
しかし、仮にこの人が骨折していたらどうでしょう?
筋トレよりも、治すことを優先するほうがいいですよね。
つまり、「する」は健康なときのセルフケア。
健康を、より健康にするための手段なんです。
何かを「やめる」ことで良くする
「止める」という行為は、言い換えると「負荷を減らす」ことです。
例えば、骨折している人はギブス固定で動きを制限しますよね。
これは、損傷した部位を安静に保ち、治癒の促進を目的にしています。
ギブスを外したら細くなるから、固定中も筋トレをするなんてことしないですよね。
つまり、「やめる」は健康ではないときのセルフケア。
症状・病気状態から、健康になるための手段なんです。
困ったらプロの知識を利用してください
・慢性症状で困っている
・何をやっても良くならない
こんな方々は、ぜひプロに頼ってください。
みなさんから「良いと思ってやっていること」「当たり前にやっていること」をヒアリングし、身体の状態と照らし合わせ、最善案をお伝えします。
産後にストレッチをする危険性
2025/04/09 【 症状と療法 】
被害急増中!
産後にストレッチをすることで、症状が慢性化してしまったという相談が増えています。
<増加中の相談内容>
・腰痛
・膝痛
・肩こり
・頭痛
・猫背
・巻き肩
・反り腰
・尿もれ
・ガニ股
・体型が戻らない
なぜストレッチがだめなのか?
ストレッチは、筋肉の緊張をほぐし、関節の動きをスムーズにする作用があります。
しかし産後の体は、関節の動きが大きくなっていることが症状の原因であることがほとんどです。
つまり、ストレッチするほど原因の種が大きくなってしまうんです。
そして、産後5~6ヶ月目までの最も治りやすい時期を超えてしまうと、チャンスを失うだけでなく、自分のことに時間を掛けることができなくなり、ダマシダマシ過ごすことになります。
ストレッチはタイミングが大事
ストレッチを否定しているわけではありません。
何でもタイミングが大事なんです。
特に、産後はNGです。
やるのであれば、しっかり関節が安定した後でおこなってください。
今回の内容で、より詳しく知りたい方はご来店時に遠慮なくご相談ください。
状態に合わせた最適なセルフケア法をお伝えします。
「手が痺れる」という症状の方へ
2025/04/05 【 症状と療法 】
手の症状には段階があり、重症度順に「運動麻痺・感覚麻痺→こわばり・しびれ→痛み」というイメージです。
当店には様々な症状の方がご来店されますが、⇩のような方は先に病院で専門医の診断を受けていただくようお願いしています。
・原因に心当たりがまったくない方
・他の治療院で施術を受けてから悪化し、相談を兼ねて来店される方
・内科的疾患等で服薬中の方
・ケガや事故などがキッカケで発症した方
病院で受診時に撮影した「レントゲンやMRI・CT」データをお持ちの方は、ご来店の際に併せてお持ちいだけると幸いです。
その他、ご不明な点などございましたら、メールやお電話にてお問い合わせください。
メール:wellnesstherapy.1093@gmail.com
電話:080-2532-1451
痛いときは、まず安静!
2025/03/07 【 症状と療法 】
「痛めたときに、やっていい運動はありますか?」
というご質問をいただくことがあります。
確かに、YouTubeなどで「ギックリ腰のときにやる運動」などを見かけますし、動かさないことが逆に悪化の原因になると感じる方もいらっしゃると思います。
しかし気持ちは分かりますが、私はみなさんに「痛みがある間は安静にしてください」とお願いしています。
今回はその理由をご説明します。
痛みはサイン
体が痛みを発するのは、危険を知らせるサインです。
・【特定の動き】で痛みが出るのなら、その動きが危険
・【寝てるだけ】でも痛いのなら、それだけ重症
・【長時間】で痛みが出るのなら、短時間しか耐えられない
と言った具合で、身体は状態に合わせて危険度を知らせてくれています。
もし、肩や腰、足が話せたら…
「なぁなぁ、その動き痛いって言ってるやん。なんで無視すんねん。」
「あれくらいの痛みじゃ伝わらなかったか。だったらもっと強い痛みで知らせよう。」
と、思いとは違う反応が起こるリスクが高まります。
痛みが軽減するのは錯覚?
とはいえ、動画を真似して症状が軽減したり、消失した経験がある方もいらっしゃいますよね。
その理屈を下の画像で説明します。
体には同じ動きをする関節がいくつか存在します。
例えば、前屈・後屈の場合は、図の赤青枠の部分が単体または複合してできる運動です。
つまり、赤枠を動かさなくても、青枠が赤の分まで働けば、痛み(負担)を最小限にできるというわけです。
だから例えば、
・おへそを見るように、首の方から徐々に丸める
・股関節、足首の柔軟性を高める
などがYouTubeなどで紹介されているということなんです。
なぜ軽減するのに、安静を勧めるの?
「少しでも軽減するのなら、安静でいるよりも、動かすほうが良いのでは?」
という疑問が生まれた方もいらっしゃいますよね。
先ほど、「青枠が赤の分まで働けば」と説明しました。
これはつまり、代わりに働く関節に負担を押し付ける方法なんです。
<危険サイン>
・慢性症状の方には効果が薄い
・再発までの間隔が、徐々に狭くなってくる
・セルフでは軽減しなくなってくる
・プロでも治せない状態まで悪化する
普段の仕事でもそうですが、他人から「仕事を辛い」という理由で業務を押し付けられて、負担を感じない人は少ないですよね。
体も同じです。
誰かに肩代わりさせることなく、状態を回復させる方法は【安静】が一番。
それが結果として、早期改善・再発予防につながっていくんです。
より詳しい内容や、疑問については、来店時に遠慮なくご質問ください。
施術が「痛いと感じる人と、感じない人」の決定的な違い
2024/11/13 【 症状と療法 】
先日来店された方から、
「施術が痛いと聞いていたけど、想像より痛くなかった」
という感想をいただきました。
今回は、「施術が痛いと感じる方と、そうでない方の違い」について、ご説明します。
答えを先にお伝えすると、
「痛みを放置してきた人ほど痛みを感じやすいが、改善とともに痛くなくなる。」
です。
『治療』によるアプローチ
カイロや整体などの治療院は、外観からはわかりませんが治療系/癒し系に分かれています。
当店は治療系に属していて、病院や歯科医院なども、こちらに含まれます。
治療系のイメージは、虫歯治療が分かりやすいかもしれません。
虫歯治療で歯科医院へ行くと、何でもないところをむやみに触るのではなく、必要な部位を適切な範囲で治療してくれますよね。
その際に、多少の痛みを伴うことはありますが、その痛みがいつまでも残ることはありません。
治るとはそういうものです。
むしろ、治療中の痛みがないからといって、虫歯が残っていたり、かみ合わせが悪くなるなど別の症状が出たら、問題だと感じるはずです。
ウェルネスセラピーの施術も同じです。
病院のように麻酔を使うことができない分、できる限りソフトにアプローチしていますが、そこに原因がある以上、施術中に痛みを伴うことはあります。
つまり、そこに症状の原因がなければ痛むことはほとんどありません。
そしてその痛みの程度は、症状の深刻度により異なります。
例えば、1週間前からの症状と、3年前からの症状とでは、程度が異なります。
当然、長引いている人のほうが深刻です。
『癒やし』によるアプローチ
一方で、同様の店構えでも癒やしを主体にしている治療院があります。
心地よさ+アルファ(治療要素)を提供していることから、全身をまんべんなく触ったり、自分の望む部位を優先的に触ってくれます。
治療系治療院と比べると、癒し効果が高く痛みはほとんどありませんが、症状の改善スピードが遅く、再発防止効果が薄いという特徴があります。
病院や歯科医院で同様のサービスがないのは、癒やしが治療に直結しないからなんです。
失敗しない選び方
「治療系/癒し系では、どちらが優れているの?」と聞かれることがありますが、大切なのは受診する目的だと私は思います。
・症状の改善を希望:治療系へ
・癒やしを求めている:癒し系へ
自分の目的とは逆の店に行ってしまうと、思う結果が得られず「お金と時間を無駄にした」「あの治療院は失敗だ」と感じやすくなります。
適宜対応いたします
症状の改善依頼をいただいた以上、早期改善・再発予防ができる身体づくりを目指しますが、「時間がかかっても痛みは感じないレベルで施術して欲しい」という要望がある方には、適宜対応しています。
症状を改善するための施術は、1通りしかないわけではありません。
自分には刺激が強すぎると感じた場合は、遠慮なくご相談ください。
「腰痛」になりやすい立ち方、なりにくい立ち方
2024/10/20 【 症状と療法 】
今回は、腰痛になりにくい「立ち上がり方」について紹介します。
早速やり方ですが、⇩の写真を見てもらうのが早いかと思います。
ポイントは、「体重の乗る場所と、膝の位置」です。
これは、地べたからでも、イスからでも立ち上がるとき全般に使える方法です。
今からすぐにできることなので、症状がある/ないにかかわらず実践していただければと思います。
腰痛の原因は様々なので、必ずしも効果がある方ばかりではないと思います。
ウェルネスセラピーでは、多くの状態に合わせた対処法を提案することが可能です。
「自分の場合はどうなんだろう?」と気になった方は、ぜひご来店時にご質問ください。
できるだけ分かりやすく、簡単にできる方法をご紹介します。
関節を鳴らすと、なぜスッキリ感があるのか?
2024/10/01 【 症状と療法 】
みなさんの中には、「関節を鳴らすとスッキリする」という感覚をお持ちの方がいらっしゃると思います。
今日はそんな方に向けて、少しだけ怖い話をします。
模型を見れば怖さが分かる
⇩の写真は、首の骨の模型を拡大したものです。(骨格モデル:170cm)
白:骨
黄:神経(末梢神経)
赤:血管(椎骨動脈)
自分で鳴らす場合も含め、バキバキ音が鳴っているのは、関節(骨と骨のつなぎ目)です。
見ても分かる通り、その関節のすぐ横を神経が走行しています。
指を鳴らしたことがある方なら、より実感が湧くと思いますが、関節を鳴らすと耳に聞こえるくらいの音と衝撃を感じますよね。
もし背骨を鳴らすと、背骨の中を通過する神経(脊髄神経)、背骨から出てくる神経(末梢神経)には、かなりの衝撃が伝わります。
神経は軽く触れただけでも、大きな痛みを感じる組織なので、この至近距離で大きな衝撃があると通常では耐えられない苦痛を感じることは容易に想像できると思います。
そこで体は、モルヒネ様(鎮痛薬)を分泌し苦痛から逃れているのではないかと考えられています。
科学的なエビデンスはありませんが、バキッと鳴ることで、主訴の痛みが消失/軽減したり、しばらくすると同等の刺激を求める中毒性があるので、その説は納得がいくところです。
痛みは悪ではない
痛みは辛いですが、悪ではありません。
それを勘違いすると「痛みをより強い痛みで誤魔化す」という危険な手法に頼り始めてしまいます。
人は痛みを感じることで、健康を再認識する生き物です。
痛みがなければ、悪化していることに気づかず、誤魔化しきれなくなるまで進行してしまいます。
私も必要に応じて、音が鳴るような施術を行なうことはありますが、一人に対して多くても年2~3回。
同一部位なら2回が限度です。
しかし、ほとんどの人は0回で症状は改善していくのが実状です。
ちなみにこの現象は、体で起こる問題なので、「鳴らす人がプロだから安全だ」なんてことはありません。
背中を家族に押してもらって鳴らしても、治療院で鳴らしても基本的には同じです。
鳴らして欲しい衝動にかられやすい人は、注意してください。
ウェルネスセラピーでは、施術を繰り返すことで「鳴らしたい衝動がなくなる」施術を行っています。
気になる方はぜひご相談ください。
症状を早く治すためのキーワード「自然治癒力」
2024/09/17 【 症状と療法 】
自然治癒力と施術の関係
人の体は、発熱や胃痛・切りキズ・打撲・骨折など、軽度の病気や症状であれば自然に治ります。
仮にオペが必要な場合でも、治りやすい状態になっていれば、その後は自然に治癒します。
この治る力を、「自然治癒力」と呼びます。
つまり、施術(治療)は治すものではなく、自然治癒力が最大限に働くことのできる環境づくりの1手段と考えるのが正解だと、私は思います。
なぜ肩こり・腰痛などは自然に治らないの?
しかし、肩こり・腰痛などと長く付き合っている方は、自然治癒力の話を聞かされたところで、
「私には自然治癒力は効かない」
「私の症状は持病だから諦めるしかない」
と思ってしまいますよね。
だから、こういう方々は「治せる先生を探す」傾向にあるんです。
そして、いつまで経っても出会えず、時間の経過とともに症状が複雑化し、さらに治らないという負のループに陥ります。
私も体の勉強をするまでは、同じように考えていたのでよく理解できます。
でももし、
「ほっとけば治るはずなのに、いつまでも治らないのは自然治癒力が働けない環境(体)になっているから」
と思考を変えたらどうでしょう?
もっと分かりやすい例で考えてみましょう。
庭で野菜を植えるとします。
農家の人に「種を蒔くだけで育つよ」という野菜をいくつか紹介してもらっても、すべて失敗したら何を疑いますか?
・その農家ですか?
・種ですか?
・蒔くだけで育つという情報?
もちろんその可能性はゼロではないですが、それ以上に畑の環境を見直すのが先ではないですか?
「私の畑は、野菜を育てられる環境(状態)なのだろうか?」
育つために必要な環境がなければ、何をやってもダメで当然です。
話を戻します。
ほっとけば治るはずのものが、何ヶ月・何年と自分を悩ませているのなら、きっと疑うべき問題点が間違っています。
あなたが探すべきは、症状を治してくれる先生ではなく、症状が治りやすい環境(体)にしてくれる先生ではないでしょうか?
ウェルネスセラピーでは、「治りやすい環境(体)づくり」を目指した施術を行っています。
・どこへ行っても治らない
・どんな対策をしても治らない
とお困りの方のお力になれれば幸いです。
「初回2時間は長すぎて都合がつかない」という方へ
2024/09/13 【 症状と療法 】
初回2時間は長すぎる!?
「2時間も時間が取れない」
「もっと早く終わってほしい」
こんな要望をいただくことがあります。
初回だけとはいえ、皆様から貴重な2時間をいただくことが、負担になることは理解しています。
しかし施術を行なう上での責任もありますので、1時間に短縮することは難しいですが、1時間30分にすることは場合によって可能です。
ご希望の方は、事前に「短縮希望」の旨をお伝え下さい。
できるだけご要望に添えるよう努力致します。
なぜ2時間もかかるの?
ウェルネスセラピーでは初回に限り、皆様から2時間の枠をいただけるようお願いしています。
その内訳は以下となります。
<2時間の内訳例>
・お悩みをうかがう時間:約50分
・検査、施術時間:約50分
・体にあったセルフケアを伝える時間:約10分
・着替えの時間:約5分
例からも分かる通り、長くなる理由は原因を究明し、より状態にあった施術を行なうためです。
しかし、アルバイトの時給が1,000円を超える時代、「来店時間+往復時間=3時間」とするなら、見えない負担が大きいのも事実です。
極力時間を短縮できるよう励む一方で、「初回2時間は長い目で見ると、早期回復・再発予防につながり、その結果節約になる」こともご理解をいただければ幸いです。
トータルで見た時に、「来店回数を減らし、施術間隔を広げるために必要なことだったんだな」と思ってもらえるよう心がけています。
その他ご不明な点などありましたら、ご来店時に遠慮なくお尋ねください。