筋肉を柔らかくする方法
2016/01/27 【 症状と療法 】
ウェルネスセラピーでは、揉みほぐしはしていません。
「マッサージしないでどうやって固くなった筋肉を柔らかくするの?」
と聞かれることがあります。
筋肉を硬い柔らかいだけで話しをする時、最も大切なのは、筋肉の今の状態を知り、なぜ硬くなっているかを理解することだと考えています。
なんだか難しそうな話に聞こえますが、内容を聞くとすごく簡単なので、
・いくら揉んでも善くならない!
・毎日揉んでもらいたい!
などなど慢性症状にお困りの方はぜひ最後まで読んでみてください(*^^*)
では、仕切りなおして・・・
筋肉はどんな状態の時に硬くなるでしょう?
主には3つです。
①縮んでいる
②伸びている
③縮まされている
そのうち、マッサージが有効なのは①だけです。
特定の筋肉を繰り返し使用した時に起こります。
では②はどうでしょうか?
筋肉はこの状態でも硬くなります。①との違いは、既に伸ばされている状態ということです。これ以上伸ばされないための防御反応で硬くなっているところです。したがって、揉みほぐして更に伸びるようにしてしまうと、体は今までと同等かそれ以上の硬さで抵抗します。「せっかくこれ以上伸びないように固めてたのに!だったら前以上の硬さになってやる!」みたいな感じです。
③の場合はどうでしょうか?
③は、①と同じように縮んでいますが、原因が筋肉とは違うところにあるときに起こります。例えば、お腹がいたい時ヒトはお腹に手を当て体を丸めますよね。この時の腹筋は、伸びて腹圧が高まらないように脳の命令によって縮まされています。②と同様、ムリに伸ばそうとすると同等かそれ以上の硬さで体は抵抗します。
つまり、体が必要で硬くなっている筋肉は触ると、倍返しに合うということです。
<②③に繰り返し揉みほぐしを行うと…>
・慢性的に筋肉が硬くなる
・姿勢が崩れる
・シビレや突っ張り感、コリ感、痛みを伴うようになる
・重大な疾患を見落とすことになる
正常に戻れなくなるまで悪化する前に、
「揉まれていないのにこんなに変わるの!?」
をぜひ体験しに来てください。
※ウェルネスセラピーでは、筋肉を硬さだけで診ることは絶対ありません。
状態にあった療法で快適な日常生活を一緒に取り戻しましょう!
ウェルネスセラピー・カイロプラクティックは本気で症状改善と向き合う方を全力で応援しています。
好転反応と副作用は違う!
2015/11/30 【 症状と療法 】
先日、こんな質問をいただきました。
「ここでは好転反応はでますか?」
治療院と言われるところでよく耳にする「好転反応」、みなさんはどのように解釈されているでしょうか?
この方の場合は
「施術後、ダルさやしんどさが強くなること」でした。
以前のところでは、
少し気になっていた程度のところさえ痛さに変わってきたので、相談すると
「それも好転反応だから」
「好転反応はでる方がいい」
と通院回数を増やすことを求めらたそうです。
通院回数を増やすと症状がシビレに変わってきて「悪化しているのでは?」と
逆に通院回数を減らすと「減らすから悪化したんだと言われ」どうしてよいか分からず不安で来院されました。
好転反応は、必ずすべての人に起こるというものでもありません。
好転反応とは本来施術を受けることで、一時的にデトックス作用が働き1~5日程度、症状が強くなったり、眠気やダルさ、熱っぽさが起きることです。
その後多くの場合、良い状態へと変わっていくキッカケになります。
つまり、この方が経験されたことは
好転反応ではなく
悪転反応 ・ 副作用の可能性が高くなります。
悪転反応や副作用は、不適切な施術や過剰刺激で起きるものです。
もみ返しもその一種です。
そしてこれらは放っておくと慢性症状の一歩につながります。
そのことをお伝えした上で
「ウェルネスセラピーでは、好転反応が起きる方はいらっしゃいます」とご説明しました。
この方のお困りの症状は、頭痛と肩こりでしたが4回目の施術の時には以前の悪化したものも含め、ほぼ症状を感じなくなるまで改善することができました。
ウェルネスセラピーでは、今の状態に最適と思われる刺激量や矯正方法を選択し施術を行いますが、細心の注意をしていても副作用が出る場合があります。
その時は遠慮なくお伝え下さい。
なぜ副作用が出てしまったのか?次回以降の施術内容の見直しも含め、今後の施術プランに役立てていきます。
少しでも早い改善目指して一緒に頑張りましょう。
施術効果を上げる方法
2015/11/27 【 症状と療法 】
日本では、ケガや病気に対しては健康保険が適用されますが、
腰痛や肩こりなどの症状に対しては保険の適用外で実費診療となります。
ウェルネスセラピーに限らず、
実費診療を受けていただく上で、より施術効果を上げる方法があります。
それは、「自分のことをもっと分かってもらうために多くの情報をセラピストに伝えることです」
・ここに鋭い痛みがある
・階段を登る時は痛くないのに降りる時のこの瞬間に痛い
・座っている時にここにコリを感じる
・朝方の起きかけ5分くらいだけ痛い
・始めは右だったが今は左に症状がある
・10年以上前に捻挫してから、そちら側ばかり症状がある
・こうすると痛くないけど、こうすると痛む
などなど
関係ないかもしれないけど・・・
と思うことでも何でも構いません。
「え?プロなんだからそれぐらい感じてよ。」
「なんでいちいち説明しないといけないの?」
という方もいらっしゃいますが、事細かに教えていただくと施術効果は間違いなく上がります。
(セラピストに愛想よくしてくれたので頑張っちゃう、というわけではないですよ)
実は、痛みやコリ、しびれ、不快感など、ほとんどの症状はあくまでも自覚症状です。
つまり人によりその感じ方は様々ということになります。
同じ状態でも、痛みを強く感じる人、あまり感じない人、コリを感じる人、何も感じない人…
ウェルネスセラピーでは、より施術効果を出すために特にその点を重視しているので、
初診時2時間という大きな枠をお取りさせていただき、多くのご質問にお答えしたり納得いただけるまでご説明をさせていただいています。
少しでも早く改善し、当たり前の健康を取り戻せるよう一緒に頑張りましょう!