2021/01/12 【 骨盤・姿勢矯正 】
今回は、【ゆがみ】について正しい解釈をお伝えします。
おそらく、この記事を読んでいただいている方は
「ゆがみが症状の原因のはず」
と、心のどこかで思っている方が多いのではないでしょうか?
じっさい、街中の看板などでそのように書いているものも見かけます。
今回は「その言葉を信じていると、いつまでも治らない」という内容です。
「教えてもらう前と後」で見方が変わりますよ。
1.【ゆがみ】が症状の原因でない理由
2.【ゆがみ】がない=関節が動かない
3.症状の原因は「ゆがめないこと」「ゆがみすぎること」
1.【ゆがみ】が症状の原因でない理由
成人のカラダは、206個の骨でできていて、それぞれのつなぎ目には関節があります。
関節が動くと、カラダは【ゆがみ】ます。
つまり、カラダは始めから【ゆがむ】ようにできているんです。
もし本当に、【ゆがみ】が症状の原因なら、カラダは1個の骨でできているべきだし、そのような進化をしているはずです。
しかし、世界中探してもそんな生物がいないのは、【ゆがみ】が生きていく上で必要なシステムだからです。
人は生活する上で必ず【ゆがみ】を起こします。
世界中の人々が動くたびに
「痛い痛い」
と言っていないのは【ゆがみ】が症状の原因ではないからなんです。
2.【ゆがみ】がない=関節が動かない
「【ゆがみ】は必要だ」と言われてもなお、症状の原因にしたい方は少なくありません。
それを信じて投資してきた方は、特にそうではないでしょうか?
そんな方は、「【ゆがみ】がなければどうなるのか?」を想像してみてください。
もし、関節が動かなければ不便で仕方ないどころか、生活なんてできません。
・立てない
・歩けない
・座れない
・動けない …
【ゆがみ】があるから、その全てができるし、それ以上もできるんです。
3.症状の原因は「ゆがめないこと」「ゆがみすぎること」
症状の原因を、あえてカラダの【ゆがみ】だけで表現するのなら、⇩のような場合がそれにあたります。
・棒のように曲がらないカラダ
・タコのように柔らかすぎるカラダ
そうなんです!
例えば、
「柔軟性がない」と症状は出やすくなりますし、
「捻挫した足首のようにグラグラ」でも症状は出やすくなります。
じつは多くの方は、この極端な例だと「そんなの当たり前だ」と理解しているにも関わらず、姿勢の変化という小さいものだと、急に理解することをやめ、それっぽいことを言う人の言いなりになっています。
理解できれば
【ゆがみ】を否定している人から、「関節の動き」や、「筋肉の柔軟性」を指導されるのは矛盾していることに気づきます。
矛盾の先に『症状の改善』があるなんて信じられますか?
まとめ
いかがでしたか?
今回は、勘違いされやすい【ゆがみ】についてシェアしました。
「体について考える」というのは、専門用語が多く、とても難しく感じますが、今回のように簡単な言葉だけで説明されれば、意外と理解できたのではないでしょうか?
人には必ず【ゆがみ】があるにもかかわらず、それを悪いものに仕立て上げることで、商売をしている業者には騙されないようにしましょう。
そのためにも、まずは自分が分かる言葉で理解することです。
分からなければ、聞いたらいいんです。
「それっておかしくないですか?」
「言ってる意味が分かりません」
「素人でも分かる言葉で説明してください」
質問が出にくい方に向けて参考になる動画があります。
よかったら参考にしてみてください。
ウェルネスセラピーは、本気で症状と向き合う方々を全力で応援していきます。
ではまた
投稿日: 2021/01/12