2016/12/07 【 症状と療法 】
肩こりには大きく分けて、3つの原因があることはご存知ですか?
- 1つ目は、肩の筋肉が縮まりすぎている場合
- 2つ目は、肩の筋肉が引っ張られすぎてしまっている場合
- 3つ目は、疾患。いわゆる病気です。首のヘルニアや脊柱菅狭窄症などでおこります
そして、ウェルネスセラピーで改善できるのは、1つ目と2つ目です。
1つ目と2つ目は、「縮む」と「引っ張られる」という言葉の通り、原因が真逆になります。つまり、改善方法も真逆なんです。これを間違うと症状は慢性化し、気がつけば悪化することになります。
目安は2ヶ月!
2ヶ月以上肩こりで悩んでいる方は、今やっている肩こり改善方法が、反対の肩こり対策だと思ってください。
例えば、よくある肩こり対策方法は、「マッサージやストレッチ」ですが、これは縮まっている筋肉にしか効果はありません。
上の画像でいうと青の「いかり肩」にだけ効果があります。肩をよく使うような職業の方に多く見られます。
反対に、「運動や姿勢改善」をする肩こり対策は、赤の「なで肩」に効果があります。デスクワークや育児を多くしている方、運動不足の方に多く見られます。小さい頃から肩こりを持っていた方もこのタイプが多いようです。
例外が幾つかあります。
上で言うと「なで肩タイプ」のはずなのに、「いかり肩」だという方です。こういう方へは、まずは「なで肩」の施術をし、正常に戻りきれない部分を「いかり肩」の施術を行うことで改善させていきます。
「どっちの対策もやったけど」という方もいらっしゃると思います。こんな方は、グチャグチャに絡まった糸のように体の中で原因がゴチャゴチャになっていることがほとんどです。ひとつづつ糸をほどくことで改善させていきます。
個人差はありますが、早い方では2週間(2回)くらいで肩こりを感じないまでに改善していきます。慢性的な肩こりや、マッサージ依存症の方が改善するまでの平均は約2ヶ月(8回)くらいが一般的です。当然ですが、症状を長くもたれていた方ほど長くかかります。
じつは先日立て続けに4名、肩こりの方が来院されました。そのうちの1人は3つ目の可能性がある方でしたので、施術することなく整形外科と内科へ行っていただくことになりました。案の定オペが必要な状態だったそうです。残りの3名の方は施術で改善のきざしが出てきたところです。
肩こりは正しく見極めれば改善する症状の1つです。どこに行っても良くならないし、持病だからと諦めるのではなく、まずは「自分がどのタイプの肩こりなのか」「それはどうすれば良くなるのか」をしっかり教えてくれる院を探してみてください。
住道駅すぐ
住所:大東市末広町1
メール:wellnesstherapy.1093@gmail.com
TEL:080-2532-1451
投稿日: 2016/12/07