
「体幹」と「インナーマッスル」の違い
2024/08/23 【 症状と療法 】
「体幹」と「インナーマッスル」は、トレーニングやダイエットの話題に欠かせないワードですが、この2つを混同してしまうと失敗の確率が上がってしまいます。
今回はこの違いについて、分かりやすく説明したいと思います。
まずは言葉で説明するよりも、視覚的に理解するほうが早いので、イメージ図を作ってみました⇩。
体幹とは
体幹の筋肉とは、頭部や四肢(腕や足)を除いた胴体部分のすべての筋肉を指します。
具体的には、腹部、背中、腰、骨盤周りの筋肉です。
体幹の主な役割は、姿勢の維持、バランスの保持、力の伝達などであり、運動や日常生活で体を安定させる重要な役割を果たします。
インナーマッスルとは
インナーマッスルとは、体の深部に位置する筋肉のことで、図では腰部を例にしています。
これらの筋肉は、姿勢の安定や関節の保護、体の細かい動きの制御に関与しています。
インナーマッスルは、表層の筋肉(アウターマッスル)とは異なり、体の奥深くにあるため、意識的に鍛える必要があります。
双方の違い
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範囲:体幹は胴体全体の筋肉を含み、インナーマッスルはその中でも特に深部の筋肉に限定されます。
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主な役割:
<体幹>意識的に作る姿勢やバランスの維持、動作の安定。
<インナーマッスル>無意識的に作る姿勢やバランスの維持、動作の安定。 -
鍛え方:
<体幹>広範囲にわたり、全体的な安定性を高める運動が多いです。
<インナーマッスル>体幹トレーニングとは異なり、アウターマッスルとのバランスを考慮した鍛え方が求められます。
どちらも健康や運動能力を向上させるために重要ですが、目的に応じて使い分けることが大切です。
インナーマッスルの鍛え方は、少しコツが要ります。
気になる方は、ご来店時にご相談ください。
投稿日: 2024/08/23
水泳の時「背筋に力を入れないと沈んでしまう」という症状
2024/05/29 【 症状と療法 】
今回は、スポーツジム通いしている方から、「水泳の時、背筋に力を入れないと沈んでしまう」というお悩みを頂いたので、その解決法をシェアします。
ヒトの体は、基本的には沈みにくい構造になっていますが、ある特定の条件下では逆に沈みやすくなります。
<体が沈む条件>
- 筋肉が不必要に緊張している
- 体脂肪率が低い
- 筋肉量が多い
- 手足を動かしていない
- 体が水平を保てていない
遊泳姿を拝見していないので想像ですが、この方は⇩腹部に脂肪が多く、それが浮力となり
背筋に力を入れておかないと、腰やオシリが浮いてしまって、足が沈んでしまうのだと思います。(沈む条件5)
最優先事項は、胴回りの脂肪を燃焼させることなので、腹部のインナーマッスルに効果の高い
- 直立姿勢のエアロバイク
- クロストレーナー
同じような悩みがある方は、ぜひ真似してみてください。
投稿日: 2024/05/29