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脳神経のセルフケア④三叉神経

2022/09/09 【 症状と療法

 

脳神経のセルフケア4

今回は、「三叉(さんさ)神経」という少し聞き慣れない神経についてシェアします。

<セルフケアでできること>
・アゴの力、噛む力の衰えの早期発見
・顔の感覚異常の早期発見
・免疫力の低下を早期に察知

 

馴染みのない言葉だと難しそうに感じますが、実はとても身近なもので、健康管理には欠かせないものなので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

三叉神経 とは

三叉神経とは、名前の通り「みつまた」に分かれている神経で、顔に上部・中部・下部に分かれて存在しています⇩。

<働き>
・体力が落ちていたり、免疫力が下がっている時に、顔や頭皮の感覚が敏感になる。
・口唇ヘルペスと関連がある。
・「噛む」に影響する筋肉を動かす。

 

三叉神経のセルフケア法

 

三叉神経のセルフケアは2種類あります。

①感覚の確認

 

⇧のように顔を3段に分け、手で触ってみてください。
可能であれば、保冷剤などでも触ると、知覚異常が分かりやすいです。

<チェックポイント>
・左右差はないか?
・上下で感覚が違うところがないか?
・冷たく感じない場所はないか?
・冷たく感じすぎる場所はないか?

 

②運動の確認

⇧のように、顔に軽く手を押し当てて筋肉などの動きを確認してください。

<チェックポイント>
・左右差はないか?
・動かしにくいところはないか?

 

注意

 

脳神経には、繰り返しの刺激が苦手なものと、やるほどに良い効果につながるものがあります。

三叉神経は前者の、「繰り返しの刺激が苦手なもの」なので、あまりしつこくせず、一日一回程度の確認でOKです。

 

自分では元気なつもりでいても、体力や免疫力が低下しているときには、いつもと違う感覚になります。

そんな時は、少し早く寝たり、いつもより長く睡眠を取るようにしてください。

通常は1日程度で回復すると思いますが、長引きそうでしたら、できるだけ早く皮膚科や脳神経科を受診するようにしてください。

投稿日: 2022/09/09

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