
「寝起きの肩こり」かんたんセルフケア法
2022/08/05 【 症状と療法 】
今回は、「寝起きの肩こり」をかんたんに解消するセルフケア法を3つお伝えします。
特別な知識やコツはなく、今日からすぐに始められるので、気になる方はぜひチャレンジしてみてください。
症状は就寝前が原因
痛みや痺れ、眠気や吐き気など、症状には様々なものがありますが、みなさんは体に異変を感じたとき、
「あれ?さっき何かしたかな?」
「昨日のあれが原因かな?」
と、直前や数時間前の行動を疑いませんか?
「寝起きの肩こり」も例外ではなく、解消するためには、寝起きの前・・・
つまり、就寝時や就寝前の行動の見直しが鍵になります。
解消するためのセルフケアは、4つだけです⇩。
<症状改善に役立つ4つの見直すこと>
① 夜に肩まわりのマッサージをしない
② 寝る前にストレッチしない
③ マクラを外し、フェイスタオルを枕の代わりに敷く
④ 寝る前に長時間ソファーに座らない
「やる」よりも「やめる」が大事
勉強でもスポーツでも同じですが、「成功させるには、まずは成功しない方法をやめてから」になります。
「寝起きの肩こり」の場合は、前述した4つをやめることが先決です。
おおよそ2ヶ月程度「やめる」を続けるだけで、ほとんどの方の症状が解消します。
プロに頼るときの注意点
より早く改善したい方は、プロの手を借りる事をおすすめしますが、注意点があります。
今回お伝えした4つの方法は、いずれも「筋肉を伸ばさない方法」で、これはプロ・アマ問わず共有するべき情報です。
言い換えるなら、今回の症状は「筋肉を伸ばさず改善できるプロじゃないと治せない」ものです。
電話で、「マッサージやストレッチ以外で、筋肉の緊張を取ることができますか?」と確認してみてください。
できる先生なら、この症状を治してくれるはずです。
今回の記事が、症状改善に役だてば幸いです。
それではまた
投稿日: 2022/08/05
セルフケアの落とし穴
2022/07/29 【 症状と療法 】
診させていただくと、肩の筋肉が傷んでしまっていることが問題だということが分かりました。
心当たりはないとのことでしたが、話を聞くと、家族に毎日マッサージをしてもらうとのことだったので、「それが原因の可能性が高い」ことを伝えました。
その後3週間、家庭内のマッサージをやめていただくことで、長年の「肩こり」はなくなりました。
さて、今回の話ですが、実は特別なことではありません。
誤解していただきたくないのですが
・素人が見様見真似でマッサージをしてはいけない
・家庭内のコミュニケーションを持ったらダメ
と言っているのではありません。
多くの方が、「良かれと思ってやったこと」が原因で、症状が慢性化してしていることを知ってもらいたいんです。
最近では、YouTubeなどで簡単に「○○の治し方」というのを見つけられますが、大切なのは「『あなたの』○○の治し方」です。
それを考えずにやってしまうと、いつまで経っても治らないという負のスパイラルに陥ります。
特に、セルフケアを2ヶ月以上続けても、成果がない方は1度はプロに診てもらうことをオススメします。
そこで自分のやっていることが、「自分の体に合っているのか?」を確認してください。
少なくとも、それだけ長い期間やっても改善していないのなら、そのやり方は間違っているはずです。
逆を言えば、真剣に自分の体に良いことを続けたら、ほとんどの症状は改善します。
それではまた
投稿日: 2022/07/29