2021/02/06 【 私のおすすめ 】
年齢とともに体重が減るのは正常
⇩の表は、健康器具メーカー「タニタ」さんのHPからお借りしてきた、体脂肪率を年齢で分けた一覧表です。
これを見ると、女性は特に年齢と共に標準値が右に移動しているのが分かると思います。
仮に、体脂肪率が「20」だとしても
・16才だと「-標準」
・40才だと「やせ」
というように分類群が変わるということなんです。
つまり言い換えると、体脂肪率が同じなら、年齢とともに痩せていないとおかしいということなんです。
体年齢で現状を知ろう
今の話を、もう少し分かりやすくしたのが、「体年齢」です。
今度の画像は、健康器具メーカー「オムロン」さんのHPからお借りしました。
体組成計(いろいろな数値がわかる体重計)に乗ると、体重以外に、BMI、体脂肪率、骨格筋率(筋肉量)、基礎代謝、体年齢などが分かります。
例えば、上図のように同体重の30才女性が並んだとしても
体脂肪率が「-標準」なら、『体年齢=実年齢』。(左)
体脂肪率が「やせ」なら、『体年齢<実年齢』。(中)
体脂肪率が「+標準」「軽肥満」「肥満」なら、『体年齢>実年齢』。(右)
そう!
体年齢は、同世代の標準値と比較し、脂肪の割合が多いか、少ないか、適切かを分かりやすい数値に変えて、教えてくれるものなんです。
先ほどの画像を見てください。
体年齢が低い人は骨格筋が多く、体年齢が高い人は、骨格筋が少ないのが分かると思います。
脂肪量の増加は、生活習慣病につながることから、一定の値に収めるのが健康維持のためには理想とされているんです。
脂肪は筋肉より軽い
「でも、なんで同じ体重なのに、体脂肪が多いと、ふくよかに見えるの?」
と疑問を持たれた方もいると思います。
これは単純に、筋肉と脂肪の重さの問題なんです。
皆さんもご存知の通り、油は水に浮き、肉は水には浮きません。
つまり、脂肪は筋肉より軽いものなんです。
筋肉と同じだけ脂肪を用意しようとすると、かなりの容量になります。
だから同じ体重でも、脂肪量が多いと体は大きく見えるんです。
まとめ
運動をしている人を除き、年齢とともに体重が減るのは正常です。
逆に、運動をしていないのに昔から体重が変わらない人は、体脂肪率が上がっているので、ふくよかに見えてしまいます。
標準値の中に収まっている方はいいですが、肥満傾向にある方は、場合によっては健康を害しますので注意してください。
数値を覚えるのは大変なので、体組成計で体年齢をチェックするだけでも、現状の確認と、予防・改善に役立ちます。
体組成計をお持ちでない方のために「タニタ」「オムロン」の2つを紹介します。体重計なので、差はないと思います。僕は⇩のタニタを使用しています。
細かい差はあるかもしれませんが、どちらも信頼できるメーカーですので、単純に好みで選んでいいものだと思います。
毎日測ると、食事などにも目が行くようになるので、体質改善したい人にはおすすめですよ。
ではまた
投稿日: 2021/02/06