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O脚・X脚矯正を始める前に知っておいてほしいこと

2021/01/05 【 骨盤・姿勢矯正

今回は足の形、「O脚」「X脚」の矯正について、ウェルネスセラピーの考えをお伝えします。

形状や、負担のかかり方などの説明は、他のサイトを参照していただくとして、ココでは【矯正を受ける前に考えておかなければいけないこと】をシェアします。

 

  1. 治る/治らない O脚、X脚の違いとは…
  2. 矯正期間中は、クツが片減りするたびに新調してください
  3. 矯正期間が終わるまで、ヒールは避けてください

 

1.治る/治らない O脚、X脚の違いとは…

O脚、X脚は

  • 「大人になるまで」にできた変形
  • 「大人になってから」できた変形

の2つに分かれます。

足の形は⇧の枝のように、すべての人が真っ直ぐに近い形をしているわけではありません。

  • 自然に真っ直ぐになった枝もあれば
  • 自然に曲がった枝もあります
  • 何かの障害物を避けるために曲がった枝もあれば
  • 真っ直ぐの枝に重いものをぶら下げたせいで曲がった枝もあります

⇧で青に塗ったものは、一度曲がっても真っ直ぐになる枝です。

ピンクに塗ったものは、真っ直ぐにはならない枝です。

 

では、1つ質問です。

「真っ直ぐにならない枝を、真っ直ぐにしようとしたらどうなりますか?」

… …

答えは「折れる」「真っ直ぐにはならない」が正解です。

 

話をO脚、X脚に戻しても、同じ様に考えてみてください。

生まれつき真っ直ぐな足

成長しきった後で曲がった足は、【真っ直ぐになります】。

最初から真っ直ぐではない足、

成長の過程で外力により曲げられた足は、【真っ直ぐにはなりません】。

真っ直ぐにならない足を、無理やり矯正すると何かしらの症状が出てしまいます。

 

もちろん、もともと曲がっていて後からさらに曲がる場合もあります

この場合は、後から曲がった分だけが戻ると考えてください。

 

2.矯正期間中は、クツが片減りするたびに新調してください

O脚、X脚の矯正を望む方は、まずは新しいクツを新調してください。

底が片減りしたクツを履くということは、斜めの場所に立っているのと同じです。

 

足は足元の傾斜に合わせて曲がっていきます。

以前に、「最近O脚になった」という方がクツを新調しただけで治ったケースもありました。

傾斜が残ったままで、真っ直ぐにすることなどできません。

 

また、いくら元々はまっすぐな脚といえども、長年かけて曲がったものを一瞬で戻すことなどできません。

しばらくは、片減りすることもあります。

 

減ってきたら交換し、できるだけ平らなところに立つ環境を整えましょう。

 

3.矯正期間が終わるまで、ヒールは避けてください

足の傾斜は、左右だけではなく、前後にも存在し、それは足のねじれにつながります。

立ったまま前屈していただくと分かるのですが、通常、体は前に倒れそうになると、膝は内側に回旋していくことでバランスを取ります。

このとき、左右の膝はO脚のように離れていきます。

つまり、坂道に立ち続けている状態(ヒール)では、足を真っ直ぐにすることは難しくなります。

 

ヒールを履くのは、一度リセットしてからにするか、週に1~2回程度まで減らしましょう。

 

まとめ

コンプレックスを治す矯正は、とても魅力的なものですが、悪く言えば『情弱ビジネス』でもあります。

 

情報弱者から、どんどん時間とお金を奪っていきます。

治せないものまで「治せる」と言い、高い回数券を買わされる人は少なくありません。

 

お気持は分かりますが、「できないものはできない」と諦める必要がある時もあります。

 

できないものにひたすら時間とお金を割くのではなく、少しでも軽減できる方法に切り替えていきませんか?

ウェルネスセラピーは、今年もそんな方々を全力で応援していきます。

ではまた

投稿日: 2021/01/05

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