2024/12/13 【 骨盤・姿勢矯正 】
今回は、産後矯正と通常矯正の違いについてご説明します。
結論をさきにお伝えすると、双方に違いはありません。
今日お伝えすることは、産後専門店で高額な費用を支払った方からすると驚く内容になるかもしれません。
逆に、専門店が近くにないという方には、店選びのヒントになるかもしれませんので、ぜひ読み進めてみてください。
「矯正」とは
「矯正」は、よく勘違いされる専門用語の1つで、今回の話の主役です。
矯正とは今の状態から変化させる行為のことを指します。
つまり、
・良い状態に変化するものを「良い矯正」
・悪い状態になるものを「悪い矯正」
と言います。
次に、良い状態/悪い状態とは何か?ですが、
・良い状態とは「正常」
・悪い状態とは「正常以外」
のことです。
おそらく多くの方が望む矯正とは
・良い矯正を受けることで
・正常以外の状態から正常になること
だと思います。
しかし中には、悪い矯正を受けることで
・正常状態から正常以外の状態になったり
・状態がより悪化する
ケースがあります。
「正常状態から正常以外に?」という疑問を持つ方もいますよね。
矯正は変化を与えるものなので、正常な人が無駄な矯正を受けると当然ありえます。
現に、店に行って矯正を断られた経験がある方はいないのではないでしょうか?
産後の体は特別な状態ではない
矯正の意味が分かったうえで、今度は「産後の体」を考えます。
出産は体に大きな負担がありますが、生理現象がゆえに、そもそも体はそれに順応した構造になっています。
つまり、産後の矯正が不要の人も多くいらっしゃるということなんです。
世の中のほとんどの経産婦さんが、産後矯正を受けたことがないのが何よりの証拠です。
しかし、受けることで体の不調が改善したり、体型が戻りやすくなるのも周知の事実です。
この差は何なのか?
勘が鋭い方なら、もうお気づきかもしれません。
産後の不調は、出産の影響よりも、出産前の状態からの影響を強く受けます。
だから、矯正も出産前の状態にさかのぼってアプローチするんです。
これが、「産後矯正と通常矯正には違いがない」という結論の概要です。
出産はあくまでも、出来事の一つでしかありません。
なぜ「産後矯正」が特別メニューになるのか?
産後の状態は特別ではありませんが、それ以外の時と比べると体が繊細な状態になり、ストレスへの耐性が弱くなります。
例えば、普段ではなんでもないことでも疲れやすかったり、力が入らなかったり、すぐに痛みを感じたりします。
ですので、通常よりも間隔を狭めて集中的に施術する必要があります。
もし、頻繁に通ったほうがいいと分かっていても、通常料金のままだとどうでしょう?
「とてもじゃないけど、そんなお金は払えない」と、私だったら思います。
だからウェルネスセラピーの産後ケアは、通常料金よりも低く設定し、通いやすくしているんです。
逆に高額の店も見かけるかと思います。
理由はわかりませんが、私がもしも高額料金をいただくのなら、「産後専用の施術をしているから」と言い訳すると思います。
今回のポイントは2つです。
・矯正を受ける必要がない人もいる
・矯正と出産経験の有無は関係ない
より詳しいことを知りたい方は、ご来店時に遠慮なくご質問ください。
投稿日: 2024/12/13