症状を早く治すためのキーワード「自然治癒力」
2024/09/17 【 症状と療法 】
自然治癒力と施術の関係
人の体は、発熱や胃痛・切りキズ・打撲・骨折など、軽度の病気や症状であれば自然に治ります。
仮にオペが必要な場合でも、治りやすい状態になっていれば、その後は自然に治癒します。
この治る力を、「自然治癒力」と呼びます。
つまり、施術(治療)は治すものではなく、自然治癒力が最大限に働くことのできる環境づくりの1手段と考えるのが正解だと、私は思います。
なぜ肩こり・腰痛などは自然に治らないの?
しかし、肩こり・腰痛などと長く付き合っている方は、自然治癒力の話を聞かされたところで、
「私には自然治癒力は効かない」
「私の症状は持病だから諦めるしかない」
と思ってしまいますよね。
だから、こういう方々は「治せる先生を探す」傾向にあるんです。
そして、いつまで経っても出会えず、時間の経過とともに症状が複雑化し、さらに治らないという負のループに陥ります。
私も体の勉強をするまでは、同じように考えていたのでよく理解できます。
でももし、
「ほっとけば治るはずなのに、いつまでも治らないのは自然治癒力が働けない環境(体)になっているから」
と思考を変えたらどうでしょう?
もっと分かりやすい例で考えてみましょう。
庭で野菜を植えるとします。
農家の人に「種を蒔くだけで育つよ」という野菜をいくつか紹介してもらっても、すべて失敗したら何を疑いますか?
・その農家ですか?
・種ですか?
・蒔くだけで育つという情報?
もちろんその可能性はゼロではないですが、それ以上に畑の環境を見直すのが先ではないですか?
「私の畑は、野菜を育てられる環境(状態)なのだろうか?」
育つために必要な環境がなければ、何をやってもダメで当然です。
話を戻します。
ほっとけば治るはずのものが、何ヶ月・何年と自分を悩ませているのなら、きっと疑うべき問題点が間違っています。
あなたが探すべきは、症状を治してくれる先生ではなく、症状が治りやすい環境(体)にしてくれる先生ではないでしょうか?
ウェルネスセラピーでは、「治りやすい環境(体)づくり」を目指した施術を行っています。
・どこへ行っても治らない
・どんな対策をしても治らない
とお困りの方のお力になれれば幸いです。
投稿日: 2024/09/17