腱鞘炎をセルフケアで乗りきりたい方 必見!
2025/11/24 【 症状と療法 】
腱鞘炎を正しく理解する

腱鞘炎は、手首に過度な負担がかかることで、腱鞘が炎症を起こす病態です。
腱と腱鞘は聞き馴染みのない言葉なので分かりづらいですが、絵で説明すると⇩のような感じです。

腱鞘とは腱を守るための鞘で、ストローのような構造をしています。
手首や指など、小さな骨が集まる部分に存在し、

通常は「支帯」という、リストバンド状の組織によって固定されています。

支帯が緩むと腱鞘が自由に動き、骨と擦れて炎症を起こします。これが【腱鞘炎】です。
生活で気をつけること
腱鞘炎は、次の2つの要因が重なると発症リスクが高まります。
①支帯(リストバンド)が緩む
<生活に潜む原因>
・手首を頻繁に動かす
・手首のストレッチ(特に背屈・掌屈を強調するもの)
・手首に体重をかける運動

下図のように反対の手などを使わないストレッチは良いですが、上図のようなストレッチは避けましょう。

また子育て中の方は、抱っこの仕方も重要です。

子どもを手のひらに乗せるのはNG。肘から手首の間に乗せるとリスクを大幅に減らせます。
②腱鞘(ストロー)が傷つく
手首の骨に対し、腱鞘を圧迫すると傷つきやすくなります。
例えば、骨方向に押し込むようなマッサージは避けてください。
おすすめのセルフケア
セルフケアには「症状を抑えるもの」「発症率を下げるもの」はありますが、『治すもの』はありません。
痛みが続く場合は必ず専門家に相談してください。
セルフケア(1)冷却

患部を5〜10分冷やすことで炎症が早く収まり、支帯も引き締まります。氷がなくても水道水や保冷剤で十分です。
湿布は患部には効果が薄いためおすすめしません。
セルフケア(2)湿布
患部に効果がない湿布ですが、下図の位置だと大きな効果を得ることができます。

肘の動きを邪魔しない場所に、貼るだけでOK。温冷どちらでも構いません。
冷却ほど即効性はありませんが、日常生活を続けながら痛みを軽減できます。
セルフケア(3)マッサージ
湿布と同じ部位を軽くマッサージします。「気持ちいい」と感じる程度が適切です。強すぎる刺激は逆効果になります。
両手首を痛めている場合は避けましょう。
セルフケアのまとめ
-
悪化させない生活習慣が第一
-
冷却・湿布・マッサージを自分に合う範囲で取り入れる
-
セルフケアだけに頼らず、必要なら専門家の施術を受ける
軽症なら1〜2回の施術で改善するケースもあります。つらい時は迷わずプロを頼りましょう。
投稿日: 2025/11/24
「五十肩に原因はない」という医学の常識。では、治療家は何をしているの?
2025/10/17 【 症状と療法 】
五十肩は原因不明
「五十肩(肩関節周囲炎)」と聞くと、多くの方は「年齢のせい」「使いすぎ」といったイメージを持つかもしれません。
しかし、医学的には——五十肩の原因は不明。
そして、時間が経てば自然に治るとされる疾患なのです。
実際、整形外科でも「自然経過で治ることが多いので、焦らずに様子を見ましょう」と説明されることがほとんどです。
つまり医学界の立場では、「原因が不明だから、根本治療の方法はない」というのが現実。
治療は本来、原因が特定できてはじめて“狙い撃ち”できるもの。
原因不明の症状に対しては、的確な治療法を立てようがない——これが医学の正直な限界でもあります。
治療家は何をしているのか?
では、原因が分からないのに、治療家は何をしているのでしょうか?
カイロプラクティックの現場では、次の2つを大切にしています。
・自然治癒後の可動域低下を最小限にする施術
・「五十肩だと思っていたけど、実は別の原因が潜んでいた」という鑑別と修正
「自然に治る」とはいえ、放置してしまうと肩の可動域が完全には戻らないことが少なくありません。
痛みは取れたけれど、以前のようにスムーズに動かせない——そんな悩みを抱えないよう、ゴールに先回りする施術を行います。
「五十肩に似ているけど、五十肩ではない」ケースも多い
たとえば、背骨や肩甲骨、骨盤の動きに問題があり、結果的に五十肩に似た症状を出しているケースがあります。
こうした“隠れた原因”を見つけ出し、手技によって改善を図るのがカイロプラクティックの得意分野です。
自然治癒の落とし穴
五十肩は、自然発生し、やがて自然に治癒していきます。
この経過をグラフで表すと、痛みが強くなる「A期」と、痛みが和らいでいく「B期」に分かれます。
ここでよくあるのが——
A期で施術した先生は「ヤブ」と呼ばれ、B期で施術した先生は「神」と呼ばれる」という現象です。
なぜなら、五十肩の痛みは放っておいても時間とともに変化するからです。
もし今がA期なのかB期なのかを検査で判断できればいいのですが、その“現在地”を知る方法はありません。
さらに、この山の高さ(痛みの強さ)や期間も人によって大きく異なります。
数日で軽快する人もいれば、2年近く苦しむ人もいます。
これが「自然治癒の落とし穴」です。
まとめ
「五十肩には原因がない」——これは医師はもちろん、カイロ、整体、鍼灸などの業界でも共通の認識です。
だからこそ、施術家はこの事実を正しく伝え、施術の意義と目的を患者さんと共有する必要があります。
実際の臨床では、肩の動きを制限しているのは、構造的・機能的な要因が複雑に絡み合った結果であることが多いです。
カイロプラクティックは、その中に潜む「原因不明の中の原因」を探り、
自然治癒だけでは戻りきらない機能を取り戻すためのサポートを行うものです。
五十肩で悩まれている方は、ぜひ「痛みが引いたあと」のご自身の姿を想像してみてください。
本当の回復は、そこから始まります。
投稿日: 2025/10/17
秋の腰痛が増え始めました|今年こそ原因を見直しましょう
2025/10/11 【 症状と療法 】
朝晩が涼しく、日中も風が心地よい季節になりましたね。
窓を開けて過ごす時間も増え、秋の空気を感じる日々です。
快適な反面、その風に長時間あたった後、腰痛を発症する方が増えています。
台風や雨天など、低気圧の影響を受ける方は特にお困りかと思います。
このような季節性の腰痛は、原因が明確な分、再発を防ぎやすいのが特徴です。
適切な施術やセルフケアを行えば、早い方では2~3回の施術で再発を防げるケースもあります。
「毎年この時期になると腰がつらい…」という方は、早めのケアで快適な秋をお過ごしください。
お困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
投稿日: 2025/10/11
ひよこクラブやNumberに治療院が載る理由
2025/09/27 【 お知らせ 】
「先生のところは雑誌で紹介されたことはないですか?」
そんな質問を受けることがあります。
たしかに、最近では店舗内やホームページに「〇〇に掲載されました!」「〇〇に取材されました!」と掲示している治療院も見かけますよね。
ただ実際には、ひよこクラブやNumberなどの雑誌への掲載は、ほぼすべて店舗側からの有料広告です。
つまり正しくは、
-
(誤)〇〇に掲載されました
-
(正)〇〇に広告を出しました
ということになります。
当院の場合は、全国的な知名度を上げたいわけではなく、地域の方に知っていただければ十分です。
そのため雑誌広告ではなく、地域を指定できるネット広告を利用しています。
実際に治療院宛てに、下記のような「広告募集案内」が届きます。
先日はNumberから、12月号の「頼れる施術院」枠での掲載案内がありました。
なお、掲載料は誌面サイズによって異なります。
ちなみに、今年の夏に発売された「ひよこクラブ」も同じ方式で治療院を募集していました。
興味のある先生は応募してみるのも一案です。
ただし、読者の皆さまには「雑誌の推奨店ではなく広告である」ことを理解しておくことが大切です。
投稿日: 2025/09/27
休み明けは要注意!ぎっくり腰予防で体をリフレッシュ
2025/08/17 【 私のおすすめ 】
楽しい夏休みも終わり、明日から通常営業を再開いたします。
お休み中は旅行や帰省、仲間やご家族との集まりなど、普段と違う生活リズムになった方も多いのではないでしょうか?
実はこうした「非日常の生活リズムの乱れ」や「食事・飲酒の機会の増加」は、【ぎっくり腰】の大きな原因のひとつです。
あれ、ちょっと腰が重いな…
そんな時こそ要注意!
年末年始や歓送迎会、ゴールデンウィーク、そして夏休み明けなどは、特にぎっくり腰が増えるタイミング。
「少し違和感があるな…」と思った段階でチェックを受けていただくと、
症状を軽く済ませられるだけでなく、再発のリスクもぐっと下げることができます。
お体のメンテナンスは“予防”がいちばん大切です。
夏の疲れを持ち越さず、元気に秋を迎えられるよう、ぜひお気軽にご相談ください。
投稿日: 2025/08/17
「カイロプラクティックは病気を治す?」その誤解に答えます
2025/06/28 【 症状と療法 】
カイロプラクティックは“万能”ではありません。けれど——
カイロ店には、病院ではなかなか改善しなかった症状でお悩みの方が多く来店されます。
そのせいか、ときどき「カイロ=万能」という声を耳にすることもあります。
でも実は、カイロは“万能”ではありません。
カイロプラクターである私がこう言うのは少し不思議に思われるかもしれませんが、正しい知識を持ってもらいたくて、今回はあえてこのテーマに触れてみます。
なぜカイロは”万能”ではないのか?
体の不調の原因は2つ
人の体の不調には、大きく分けて 2つの原因 があります。
① 「病気」による不調
② 「症状」による不調
①「病気」による不調
体の機能や構造そのものが異常な状態。
例:
・インフルエンザ
・糖尿病
・椎間板ヘルニア
・頚椎症 など
②「症状」による不調
病気のサインとして現れる体の反応や兆候。
例:
・インフルエンザ → 発熱、咳、だるさ
・糖尿病 → のどの渇き、頻尿、体重減少
・椎間板ヘルニア → 痛み、しびれ、筋力低下
・頚椎症 → 肩こり、痛み、感覚鈍麻 など
カイロが本当に効果を発揮するのは「②症状」
「カイロは①の病気にも効く」と思われがちですが、基本的には ②の症状に対して効果を発揮する手技療法 です。
「私の知ってる先生は病気も治してくれた!」
「あなたが下手だからじゃないの?」
…そう言いたくなる気持ちもわかりますが、それでも断言します。
カイロで病気は治りません。
ただし、病気を治しやすい身体の状態に整えたり、症状を軽減させたりすることは可能です。
例えを使って説明するなら、ヘルニアは治せませんが、腰痛を消したり軽減させることや、ヘルニアが治りやすい体に変えることは可能というイメージです。
「自然治癒力」とカイロの関係
人の体には「自然治癒力(=放っておいても回復していく力)」が備わっています。
カイロは、その自然治癒力が最大限に働くよう環境を整える手段です。
だからこそ、ある人にとっては「カイロで病気が治った」と感じることもあるのです。
でも言い換えれば、自然治癒力では治らない病気は、カイロでも治りません。
先ほどの例を使うと、ヘルニアを最終的に治すのは「あなた自身の自然治癒力」なので、自然治癒力では治らない程度まで悪化している場合は、カイロでは治らないというイメージです。
カイロを賢く使う“鉄板ルート”
症状改善に成功される方の多くが、以下のようなプロセスを踏んでいます。
-
まず病院で、「病気」か「症状」かを診断してもらう
-
病気であれば、まずは病院で治療に専念する
-
病気は治ったが症状が残るなら、カイロを活用する
-
病気ではなければ、カイロでケアを受ける
遠回りに見えるかもしれませんが、結果的にはこのルートが最短で回復する人が多いです。
最後に
「どこへ行っても治らなかった…」という言葉は、私たちの元にもよく届きます。
そんな方こそ、まずは「正しい手順」を見直していただきたいと思います。
また、そうした方が受診される病院は、紹介状が不要なところが多い傾向にありますが、あえて紹介状が必要な病院を選ぶこともおすすめします。
賛否あるかもしれませんが、私たちカイロプラクターにレベルがあるのと同じように、医師にもレベルがあります。
もちろん、その後に通うカイロ院の質も重要です。
この記事が、長年お悩みを抱えている方のヒントになれば幸いです。
投稿日: 2025/06/28
カイロで代謝は良くなるか?
2025/05/28 【 症状と療法 】

「カイロで代謝が良くなるか?」
というご相談を受けることがあります。
* * * * * * *
<代謝とは>
・古いものが、新しいものに生まれ変わること
(例:ターンオーバー、基礎代謝、エネルギー代謝など)
* * * * * * *
率直に言うと、
答えは店により異なります。
というのも、施術による刺激の量・強さが
(1)【適正】だと、代謝が早まりますが、
(2)【適正でなければ】、代謝は逆に悪くなる
からなんです。

・1ヶ月も通ったのに、全然良くならない
・効果があるのは、行ったときだけ
・以前より悪くなった
・痛む場所がコロコロ変わる
・もみかえしになる
という声を聞くことがありますが、これらの原因の多くは(2)によるものです。

当店では、代謝を意識した施術でお悩みに応えています。
気になる方はご来店の際に、ご相談ください。
○LINE:https://line.me/ti/p/S457E2uYzl
○メール:wellnesstherapy.1093@gmail.com
○電話:080-2532-1451
投稿日: 2025/05/28
体は「何をやれば」早く改善するのか?
2025/05/21 【 症状と療法 】
症状改善の対策には、
・何かを「する」ことで良くする方法
・何かを「やめる」ことで良くする方法
の2つがあり、双方には明確な使い分けがあります。
使い方を間違っていることで、症状に苦しんでいる方が多いので、今回はコレについて情報をシェアします。
よければ参考にしてみてください。
何かを「する」ことで良くする
「する」という行為は、言い換えると「負荷をかける」ことです。
例えば、5kg持ち上げられる人が、10kg持ち上げられるようになるために、筋トレするイメージです。
しかし、仮にこの人が骨折していたらどうでしょう?
筋トレよりも、治すことを優先するほうがいいですよね。
つまり、「する」は健康なときのセルフケア。
健康を、より健康にするための手段なんです。
何かを「やめる」ことで良くする
「止める」という行為は、言い換えると「負荷を減らす」ことです。
例えば、骨折している人はギブス固定で動きを制限しますよね。
これは、損傷した部位を安静に保ち、治癒の促進を目的にしています。
ギブスを外したら細くなるから、固定中も筋トレをするなんてことしないですよね。
つまり、「やめる」は健康ではないときのセルフケア。
症状・病気状態から、健康になるための手段なんです。
困ったらプロの知識を利用してください
・慢性症状で困っている
・何をやっても良くならない
こんな方々は、ぜひプロに頼ってください。
みなさんから「良いと思ってやっていること」「当たり前にやっていること」をヒアリングし、身体の状態と照らし合わせ、最善案をお伝えします。
投稿日: 2025/05/21
「手が痺れる」という症状の方へ
2025/04/05 【 症状と療法 】
手の症状には段階があり、重症度順に「運動麻痺・感覚麻痺→こわばり・しびれ→痛み」というイメージです。
当店には様々な症状の方がご来店されますが、⇩のような方は先に病院で専門医の診断を受けていただくようお願いしています。
・原因に心当たりがまったくない方
・他の治療院で施術を受けてから悪化し、相談を兼ねて来店される方
・内科的疾患等で服薬中の方
・ケガや事故などがキッカケで発症した方
病院で受診時に撮影した「レントゲンやMRI・CT」データをお持ちの方は、ご来店の際に併せてお持ちいだけると幸いです。
その他、ご不明な点などございましたら、メールやお電話にてお問い合わせください。
メール:wellnesstherapy.1093@gmail.com
電話:080-2532-1451
投稿日: 2025/04/05
痛いときは、まず安静!
2025/03/07 【 症状と療法 】
「痛めたときに、やっていい運動はありますか?」
というご質問をいただくことがあります。
確かに、YouTubeなどで「ギックリ腰のときにやる運動」などを見かけますし、動かさないことが逆に悪化の原因になると感じる方もいらっしゃると思います。
しかし気持ちは分かりますが、私はみなさんに「痛みがある間は安静にしてください」とお願いしています。
今回はその理由をご説明します。
痛みはサイン
体が痛みを発するのは、危険を知らせるサインです。
・【特定の動き】で痛みが出るのなら、その動きが危険
・【寝てるだけ】でも痛いのなら、それだけ重症
・【長時間】で痛みが出るのなら、短時間しか耐えられない
と言った具合で、身体は状態に合わせて危険度を知らせてくれています。
もし、肩や腰、足が話せたら…
「なぁなぁ、その動き痛いって言ってるやん。なんで無視すんねん。」
「あれくらいの痛みじゃ伝わらなかったか。だったらもっと強い痛みで知らせよう。」
と、思いとは違う反応が起こるリスクが高まります。
痛みが軽減するのは錯覚?
とはいえ、動画を真似して症状が軽減したり、消失した経験がある方もいらっしゃいますよね。
その理屈を下の画像で説明します。
体には同じ動きをする関節がいくつか存在します。
例えば、前屈・後屈の場合は、図の赤青枠の部分が単体または複合してできる運動です。
つまり、赤枠を動かさなくても、青枠が赤の分まで働けば、痛み(負担)を最小限にできるというわけです。
だから例えば、
・おへそを見るように、首の方から徐々に丸める
・股関節、足首の柔軟性を高める
などがYouTubeなどで紹介されているということなんです。
なぜ軽減するのに、安静を勧めるの?
「少しでも軽減するのなら、安静でいるよりも、動かすほうが良いのでは?」
という疑問が生まれた方もいらっしゃいますよね。
先ほど、「青枠が赤の分まで働けば」と説明しました。
これはつまり、代わりに働く関節に負担を押し付ける方法なんです。
<危険サイン>
・慢性症状の方には効果が薄い
・再発までの間隔が、徐々に狭くなってくる
・セルフでは軽減しなくなってくる
・プロでも治せない状態まで悪化する
普段の仕事でもそうですが、他人から「仕事を辛い」という理由で業務を押し付けられて、負担を感じない人は少ないですよね。
体も同じです。
誰かに肩代わりさせることなく、状態を回復させる方法は【安静】が一番。
それが結果として、早期改善・再発予防につながっていくんです。
より詳しい内容や、疑問については、来店時に遠慮なくご質問ください。
投稿日: 2025/03/07










































